そこで、その意味にふさわしい団体の名前をつけることとなりました。
すると別の発起人がギリシャ語でコミュニケーションを「アイユーゴー」と言ったように思うがどうでしょうと提案がありました。
さらに別の発起人が「アイ」「ユーゴー」は、日本語で「愛・融合」、英語で「I You Go!」と読むこともできる。
私たちの団体の精神になくてはならない意味が含まれているではないか、ということから、アイユーゴーという団体名が誕生しました。
支援団体の概要
アイユーゴーについて
アイユーゴー名前に由来
アイユーゴーの設立時に、団体名を検討していると、発起人の一人が途上国での支援活動には途上国の人々とのコミュニケーションがもっとも大切ではないかと言いました。
アイユーゴーが設立され、途上国の現地の人たちとの活動が始まりつつあるとき、ギリシャ語の専門家にコミュニケーションを「アイユーゴ―」というかどうかお尋ねしましたところ、「存じ上げません」との返答をいただきました。
しかし、すでに、アイユーゴーは、「愛融合」－愛が融合－、「I YOU GO」-私とあなた、一緒にいきましょう－という意味を大切に現地の人たちとのコミュニケーションを大切にして活動しています。
貧しい人たち、困った人達がいれば、その人たちのそばに行ってみませんか。
そして、何かできることがあれば、自分でしてみませんか。
アイユーゴーはできるだけ途上国の人と共に協力しあって生きていきたいと思っています。
代表者あいさつ
はじめに
いつもご支援いただき、深く御礼申し上げます。
アイユーゴーは、NGO (Non-Governmental Organization)、非政府非営利組織であり、国外において、貧困、環境などの地球規模の問題に関して、住民に密着した取り組みを行っている団体であります。
一方、日本における団体としては、任意の団体ではなく、特定非営利活動法人としての法人格を取得し、営利を目的としないと明言した団体として活動しています。
これまでに多大なご支援をいただいている会員の皆様、助成団体様に心より感謝申し上げます。
この度、ホームページのリニューアルにあたり、これまでの活動を振り返る機会を得ることとなりました.
今後、より一層効果的な支援を展開していきたいと考えています。
ヒト、モノ、カネ、情報が瞬く間に国境を越えていくグローバリゼーションの中で、経済的な力のない多くの地域が取り残されていることは現実です。メディアを通して豊かな生活の様々な情報を目の当たりにすればするほど、その分だけ、隠された部分には「貧困」という現実があります。
いまだに安全な水が飲めない、いまだにトイレがない、学校で勉強ができないなど、という地域が多く残されています。
アイユーゴーは、東南アジアとアフリカで政府の手の届かない地域の人たちに、経済的、精神的自立のための様々な支援・協力を行っています。
アイユーゴーは、国際ＮＧＯとして、関西国際空港の東に位置する泉南郡熊取町に2001年10月に設立しました。
2011年に法人格を取得し、今年は設立後16年を迎えます。
設立以来、ベトナム、ラオス、タイ、マダガスカルにおいて支援・協力を必要とする地域の人たちのために活動しています。
本法人は、現地のニーズに適合するよう自然環境の保全、生活環境の改善、子供たちの教育環境の整備などを行っています。自然環境の保全には植林を行い、植林の仕方、管理方法や収穫作業を指導します。指導に必要な農業情報センターを建設し、そして試験農場や小ダム、収穫物用の貯蔵庫などを作り、現場での指導も実施してきました。
生活環境の改善には、生活用水のための井戸建設、衛生環境の改善には共同トイレ建設などを行ってきました。
さらに、子供たちの教育の充実のために小・中学校、図書館を建設し、就労の機会を増やすために職業訓練所を建設してきました。 さらに、若いリーダーの育成をするために、4か国(ベトナム・ラオス・タイ・日本)の間で学生を中心に医療と福祉の合同セミナーを行い、自分の仕事を持ちつつＮＧＯの事業に協力できる人材の育成を行っています。
言うまでもなく、このような支援・協力は、現地のそれぞれのコミュニティ全体が一体とならなくてはなりません。そのためその地域での活動を住民たちとともに取り組み、生活が安定するように、企業を立ち上げ、住民たちの「経済的、精神的自立」を一層確かなものにできることを目指しています。
本法人アイユーゴーは、じっくり構えて、長期的展望に立って、現地の人たちと計画を練ります。現場には農業などに関する専門家でリーダーとしての役割を果たす人物がいます。彼らと綿密に連絡を取りつつ、焦らず事業を促進していきます。 どうか引き続き皆様方のご支援とご鞭撻賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
平成29(2017)年10月15日 アイユーゴー 理事長 新田幸夫
