(上記役場の担当者数名の話を総括した。)
完成を祝いに来た保護者たちは、日本の子供たちが小学校に入学するときのわくわくする気持ちとは異なり、子どもたちに生活の場を提供してくれた喜びと安心感を我々に伝えていた。
少数民族としての立場の弱さを再度感じた。
一方で、この小学校に集う子どもと大人たちのあらたな連携が始まる予感がした。国の事情もあるが、集会の場がなく限られた情報の下で子供を育成する厳しさが、小学校ができたことにより大きく緩和されたと思う。
保護者並びに役場の人たちは長年の思いの達成に大きな喜びを感じていた。